コンニャク談義 その3:手作りコンニャクの作り方

材料:蒟蒻芋500g,凝固剤(貝殻焼成カルシウム:蒟蒻臭を抑えられる)4g

ゴム手袋をして、蒟蒻芋を良く洗い、目の細かい下ろし金ですり(ミキサーでも可)、50℃のお湯1650ccに加えて泡立て器で固まらないように攪拌して、40分静置する。

その後、糸が引くように手で大胆に練る。しっかり練る程弾力が増す。100ccの水に4gの凝固剤を溶かし、すり下ろした蒟蒻に一気に加えて素早く混ぜ、全体が均一にのり状になるまで強く練る(1分強)。バットに流し込み、空気を抜くように手で軽く叩き、平らにし、20分くらい放置してから適当な大きさに切る。

沸騰したお湯で30-40分茹でて、灰汁抜きをするとともに、コンニャク臭を低減させる。暫く放置して熟成させ、冷却してコンニャクの出来上がり。

もし何処かで、蒟蒻芋を売っていたら、試してみて下さい。美味しい手作りコンニャクが楽しめます。冷蔵庫保管で10日間位は保存可能です。

コンニャク談義 その3:手作りコンニャクの作り方” に対して4件のコメントがあります。

  1. マキちゃん より:

    うわぁ ご苦労さまなこと!
    私はこれが大大大嫌いで、食べることはおろか、見ることも触ることも言葉にすることもできません。スーパーでも通り過ぎます。
    若いころ、ランチにフライ定食を頼んだとき、好きな貝柱かと思って最後に口に入れたとたん吐き出してしまい、皆に呆れられたことがあります。
    というわけで、せっかくのお勧めですが、写真もチラ見です。

    ところで、皆さんは好きなものを最後に食べる派ですか、それとも最初に食べる派ですか?どちらが多いのでしょうね。

    1. kishichu3f より:

      蒟蒻がお嫌いでしたか。栄養が無く満腹感だけが得られるので、ダイエットには最適。無理してまで食べるものでは無いですね。私は触感が良いので、好きです。

  2. クラちん より:

    クラちんです

    こんにゃくは 専ら食べる専門ですが、中にブツブツ黒色してるものは 何ですか?
    芋だから種がある訳ないし・・・ 作り方によるのかな?

    おでんで食べるのが合ってると思うのだが、味がなかなか浸み込まない。
    なぜ しみ込まないのですか?
    止む無く 切れ目を入れて手助けしてるのだが、他の工夫で浸み込ます手はありませんか? 
     

    1. kishichu3f より:

      大掃除でHPを開けなかったもので、回答が遅くなり失礼しました。
      ①黒い粒々は多分蒟蒻芋の皮だと思います。完全に皮をむくと半透明の均一な蒟蒻が出来ますが、色付けに皮を入れると聞いた事が有ります。
      ②こんにゃくの硬さは、こんにゃく精粉の品質、倍率、石灰の添加量、混合や加熱の度合い、 パック入りか水道水にさらされているかによって変わります。
      また、こんにゃくは時間が経つと水分が抜けるため硬くなります。これを離水といい、美味しく食べるには早めの調理が推奨されます。
      こんにゃくは、グルコマンナンという食物繊維と水酸化カルシウムを主成分としており、アルカリ性の凝固剤で固められています。一度固まると加熱や冷却でも溶けることはありません。
      ③2017年NHK放送の「ためしてガッテン」でこんにゃくと砂糖を混ぜることにより、浸透圧でこんにゃくの中の水分が出てくるのだそうで、その隙間に味が染み込んでいくんだそうです。どんな味を染み込ませたいかはアレンジ次第。
      https://totrysomething.com/i-tried-to-make-konjac-food-i-learned-from-tameshitegatten/

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