上谷沼調整池②
上尾あたりから大宮台地を流れて 見沼田圃の西端を下り 川口の南で回り込み荒川に流れ込んでるのが芝川です。
駒場あたりから流れて競馬場を横切り下り この芝川に流れ込むのが藤右衛門川です。
荒川がもしも下流で大氾濫して水浸しが遡って来ると芝川→藤右衛門川両岸もやられるので調整池が幾つも必要となる訳だ。上谷沼調整池も 藤右衛門川の氾濫を逃す為のものだろう。
小島屋は(後発の幸楽園も) 藤右衛門川とその周りの田圃(今は田圃は無くなり上谷沼調整池になった)を見渡す場所にあり、この辺りからは 鰻(*注)がたくさん採れたのだ!
(*注)浦和宿・山崎屋の”献上鰻”は 上述のいわば”地元鰻”とは 別途なものだったろうと思う。
クラちん
************************************************************************************************
追記:ネットを調べていたら、競馬場も調整池の一翼を担っているようで、2019年の台風19号では写真のように競馬場を調整池に使ったとの事。(ヤーサン)
ヤ―サン コメント有難う。 2019年の写真は 初めて見ました。 見れば予想以上に凄い水量ですね。 競馬トラックはすっぽり埋まっちゃう訳だ。
競馬場は 火災時の避難場所に指定されてるが、洪水時は”X ”になってる。
それでも うちは 万一時には うちより低地の大谷場小学校(今は埋設されてるが 小川沿いに立地されてる)ではなくて うちより高地の競馬場(観覧席)に 避難する心算です。
クラちん