岸中3F会は、1958年に3年F組で共に机を並べて学んだ同級生の会です。担任の先生は、栗原健先生(愛称 ゴリさん)で教壇に立って間も無い元気いっぱいの理科の先生でした。生徒は、男子30名、女子26名の計56名でした(戦中に生まれた第一次ベビーブームの4年前の世代です)。

卒業直後の3月に高尾山に、翌年には三ツ峠に有志で登りました。1960年、1961年、1962年、1963年、1965年と毎年のようにクラス会を開催し集っていましたが、企画をしていたメンバーが大学に進学して多忙を極めたのか、1982年迄の16年間の記録が見当たりません。1982年に再開、1992年からは略4年に一度の間隔で開催してきました。還暦記念の会(湯河原山香荘)から、2年に一度になりました。(何となく寿命を感じたのか?)

2011年4月2日に企画された会は東日本大震災で中止となりましたが、その出欠の葉書で、ゴリさんが癌で余命6ヶ月との連絡を頂き、幹事だけでご自宅の近くのデニーズでお会いしたのが最後でした。2011年10月1日に昔学んだ岸中の教室に集って思い出に耽った後、「ゴリさんを偲ぶ会」を割烹浦和高砂で開催しました。その後隔年に3F会を開催してきましたが、2021年は新型コロナで延期、2022年12月1日に伊勢丹の7階で企画し案内状を発送したのですが、コロナの第7波に見舞われ、また中止。漸く2023年6月19日に伊勢丹の7Fで17名の参加の下、傘寿記念の会を開催しました。しかし、次回幹事の立候補がなく、そろそろ終いの時との意見が多く、解散を決議しました。

厚労省の平均余命の統計によると、80歳の男性は後9年、女性は後11年の余命が有るとの事で、未だ未だ元気な人も居りますので、小さな会で集ったり、メール等で情報交換の希望がある事から、岸中3F会のサイトを立ち上げ、小さな会のスケジュールや近況を交換出来るようにする事にしました。サイト運営の安田の体力、能力が続く範囲で、頑張りますので、皆さんの閲覧は勿論、積極的な投稿やコメントをお願いします。  2023年6月記